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Wi-Fi 6 (802.11ax) ルーターの注意点

問題説明

Wi-Fi 6（802.11ax）ルーターの一部機能は、2.4GHz帯のみを使用するGRAN EYEと互換性がない場合があります。このため、アプリ上では「カメラが接続済み」と表示されても、映像が表示されない・不安定になることがあります。

2.4GHzと5GHzの統合SSID

「スマートコネクト」や「バンドステアリング」などの機能により、2.4GHz／5GHzが同一SSIDとして扱われると、自動的に周波数が切り替わり通信が不安定になることがあります。

Wi-Fi 6の高度機能（802.11axモード、OFDMA、TWT、PMFなど）

これらの機能が有効だと、IoT機器との互換性に問題が生じる場合があります。

WPA3暗号化

WPA3専用モードは非対応です。混在モード（WPA2/WPA3）も不安定になることがあります。

2.4GHz／5GHzのSSIDを分ける

ルーター設定で「スマートコネクト」や「バンドステアリング」を無効にし、2.4GHz専用SSIDを作成してください。GRAN EYEは必ず2.4GHz側に接続します。

Wi-Fi 6モードを無効化

2.4GHz設定で通信モードを「802.11b/g/n」に変更します（802.11axをオフ）。

暗号化方式を変更

暗号化を「WPA2-PSK（AES）」に設定します。WPA3専用または混在モードは避けてください。

チャンネル設定を固定

チャンネル幅を20MHzに設定し、チャンネル1・6・11のいずれかを手動で選択します。「自動」は使用しないでください。

Wi-Fi 6の拡張機能を一時的に無効化

OFDMA、TWT、PMFなどをオフにして動作を確認します。

メッシュWi-Fiを使用している場合

専用の2.4GHzネットワークを作成し、「ローミングアシスト」や自動バンド切り替えを無効にします。

ネットワーク隔離設定の確認

AP隔離やクライアント隔離を無効にします。ゲストネットワークに接続している場合は、通常ネットワークに接続してください。